木工芸拭漆作家・河野行宏の「金輪寺」です。銘木「黒柿」をくり貫いた茶筒は柄合わがキッチリなされた手の込んだ作家自信作です。茶道具としては格の高い金輪寺の名品です。

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河野行宏作 黒柿造金輪寺 SOLD OUT

木工芸拭漆作家・河野行宏 「金輪寺(茶筒)」です。
銘木「黒柿」をくり貫いた茶筒は柄合わせで蓋の継ぎ目が分からない手の込んだ作家自信作です。
このような黒柿は入手が難しく貴重です。
お客様の前でお茶を淹れる時、こんな美術的価値の高い道具を使うことは亭主としての誇りだということに納得できる
品だと、お茶のことにはうとい私にも分かる気がいたします。

棗の登場以前にも、「頭切」「薬籠」「茶桶」といった木製の茶器は存在しており、棗に先行して『茶会記』に登場している。特に後醍醐天皇の創案という伝説を持つ「金輪寺」は、茶会では薄器の中でも挌が高いものとして扱われる。<ウィクペディアより一部抜粋>

金輪寺 

金輪寺
黒柿特有の黒い木目が複雑に入っています。
金輪寺箱金輪寺箱

金輪寺金輪寺内側金輪寺内側
内側は黒漆仕上げになっています。

金輪寺底金輪寺底
金輪寺蓋部分
金輪寺蓋内側金輪寺蓋側面
金利時
単価 129,600円(税込)


撮影条件やモニターによって

常に実物に近い色を求めて撮影しご提供に努めていますが、照明やお使いのモニターにより違いが生じます。
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。


河野行宏 索引


ご使用上の注意点

  • 電子レンジ、食器洗い機、食器乾燥機には入れないでください。
  • 紫外線に弱いので、窓際など直射日光があたる場所で飾リ続けることは避けてください。
  • たわしやクレンザーは作品を傷つけます。表面がツルンとしていますので汚れが付きにくいです。もし汚れが固まってしまった場合は数分間水やぬるま湯に浸すと簡単に落ちます。
  • 水洗い、湯洗いの後、布巾で水気をふきとって下さい。木肌は人肌同様、水に漬け続けるとふやけます。 使用後はなるべく早くきれいにしてやると何時までも綺麗にお使いいただけます。
  • 油汚れには中性洗剤を薄めて使うと器に優しいようです。軽い汚れの場合はぬるま湯の中で布きんで拭き洗いをすると簡単に落ちます
  • 河野行宏氏の作暦

  • 1962年 福岡県直方市に生まれる
  • 1980年 父、孝弘の工房で学ぶ
  • 1992年 第39回日本伝統工芸展 初出品で入選
  • 1993年 第28回西部工芸展 初出展で入選 (第45回まで18回入選)
  • 1994年 第29回  〃   朝日新聞社金賞受賞
  • 1995年 第30回記念西部工芸展 朝日新聞社大賞受賞
  • 1996年 第4回淡交ビエンナーレ茶道美術展 入選
  • 1996年 日本工芸会正会員認定
  • 1997年 重要無形文化財「木工芸」(人間国宝)川北良造氏の伝承者育成研修会参加
  • 1999年 伝統工芸富山展 賛助出品 (以後12回出品)
  • 1999年 日本橋高島屋美術画廊にて重要無形文化財「木工芸」(人間国宝)中川清司氏と二人展
  • 2002年 37回西部工芸展 大分県知事賞受賞
  • 2002年 日本工芸会西部支部幹事
  • 2003年 第38回西部工芸展 熊本県賞受賞
  • 2006年 第41回西部工芸展 大分県知事賞受賞
  • 2008年 第43回西部工芸展 日本工芸会賞受賞
  • 2010年 第45回西部工芸展 九州朝日放送賞受賞
  • 2012年 2012年西部伝統工芸展大賞受賞
 
 

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