日本人の美的感覚再発見 |
木工芸拭漆作家・河野行宏 「金輪寺(茶筒)」です。
銘木「黒柿」をくり貫いた茶筒は柄合わせで蓋の継ぎ目が分からない手の込んだ作家自信作です。
このような黒柿は入手が難しく貴重です。
お客様の前でお茶を淹れる時、こんな美術的価値の高い道具を使うことは亭主としての誇りだということに納得できる
品だと、お茶のことにはうとい私にも分かる気がいたします。
棗の登場以前にも、「頭切」「薬籠」「茶桶」といった木製の茶器は存在しており、棗に先行して『茶会記』に登場している。特に後醍醐天皇の創案という伝説を持つ「金輪寺」は、茶会では薄器の中でも挌が高いものとして扱われる。<ウィクペディアより一部抜粋>
黒柿特有の黒い木目が複雑に入っています。
内側は黒漆仕上げになっています。
単価 129,600円(税込)
撮影条件やモニターによって
常に実物に近い色を求めて撮影しご提供に努めていますが、照明やお使いのモニターにより違いが生じます。
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
ご使用上の注意点
河野行宏氏の作暦